投稿規定
- 「Equilibrium Research」への投稿原稿はめまい平衡医学に関する論文で,他紙に掲載されたことのない未発表な論文に限る。余剰出版ないし二重投稿とみなされる可能性のあるすべての投稿原稿や過去の発表原稿について,著者は申告し,資料のコピーを添付すること。著者および共著者は原則として一般社団法人日本めまい平衡医学会会員に限り,原稿の提出にあたっては,二重投稿でない旨の全員が署名・捺印した誓約書を添付すること。
- 投稿原稿の種類は,原著,総説,短信などとする。短信は掲載された論文に対する意見であり,800字以内とする。
- 利益相反ないし利益衝突について
著者は,論文内容に影響を及ぼす可能性のある,研究費助成やその他の援助(機材の提供,施設の使用等を含む)の有無を参考文献に引き続き開示する。併せて著者は,投稿時に添付の書式「Equilibrium Research:利益相反自己申告書」を提出すること。投稿時の前年(1月~12月)での,論文発表内容に関係する企業・団体等とのCOI 状態を,筆頭著者が共著者含め全員分代表して記載する。
[記載例]
利益相反がある場合
「本研究は○○株式会社からの研究助成を受け,著者の○○は2006年から2010年まで顧問(その他,相談役,アドバイザーなど)として報酬を得ている。」
利益相反がない場合
「利益相反に該当する事項はない。」 - 投稿原稿の形式
原稿はMicrosoft Wordを用い,一行40字×20行で作成し,頁数を記入すること。用語は「医学用語辞典」南山堂を参照し,外国人名,和訳しにくい用語以外は日本語とする。本文は,文献,図表,写真を含め800字×15枚以内とする。図表,写真は用紙1/2枚に換算する。規定枚数を超過した原稿は編集委員会の承認を要し,刷り上り5頁を超えるものは超過頁数に対して著者負担とする。投稿論文は図表,写真を含めて電子媒体(電子メールなど)を下記編集事務局宛に送付する。電子化にかかる費用は著者負担とする。英文での投稿も認めるが,その体裁は英文投稿規定を参照のこと。
原稿は下記の体裁を守ること。- 表紙には,題名,著者名(ふりがな),所属を和文,英文で明記すること。また連絡先氏名,住所,メールアドレスおよび助成金・機器・薬剤もしくはそのすべての形態で受けた援助の出所を記すこと。
- 抄録とキーワード
研究の目的,手順,結論を含んだ300語以内の英文抄録と,3~5語の英文キーワードを添えること。キーワードはIndex Medicus のMeSH リストに掲載されている語が好ましい。抄録の英文校閲は実費負担とする。 - 緒言
- 方法は対象の選定と参加者についての記述,手技や装置などの技術情報,統計的手法を明記すること。
- 結果
- 考察
- 参考文献は言及された順番に連番で振る。記載は著者名:タイトル,雑誌名,巻,始頁-終頁,発刊年(西暦)の順で,著者の数は3名まで,これ以上のときはet al. 他を用いて略す。雑誌のタイトルは和文では医学中央雑誌,欧文ではIndex Medicus(http://www.nlm.nih.gov)に準ずる。電子文献への参照指示は本文中で括弧内に明示すること。
- 〔例〕雑誌
- 1)渡辺行雄,大橋直樹,今村純一,他:ENG 記録のコンピュータ分析における諸問題.日耳鼻会報87:1089―1095,1984
- 2)Eggermont JJ, Schmidt PH: Meniere’s disease: A long-term follow-up study of hearing loss. Ann Otol Rhinol Laryngol 94: 1―9, 1985
- 〔例〕単行本
- 3)北原正章:メニエール病の聴覚障害.時田喬,鈴木淳一,曽田豊二編.神経耳科学Ⅲ.62-73頁,金原出版,東京,1986
- 4)Coats AC: The physiology of the auditory and vestibular systems. In ed Ballenger JJ. Diseases of the nose, throat, ear, head, and neck. pp 924―1000, Lea & Febiger, Philadelphia, 1985
- 利益相反ないし利益衝突についての記載
- 図表
図は高水準のデジタルプリントとし,表も電子化し,ひとつずつ別のファイルとする。受理可能なフォーマットは,図ではJPEG,TIFF,PDF,PowerPointであり,表ではWord,Excel,Power pointである。図表は挿入場所を本文の右欄外に明記すること。図表には一連の番号を振り,それぞれのタイトルと説明をつけること。日本医書出版協会での解釈に沿って、編集委員会で「引用」と判断される範囲においては許諾は不要とする。「転載」と判断されるものについては必ず当該出版社(著作権者)より転載許諾を得たうえで、出典を明記すること。「改変」については出版社だけでなく著作者の了解も必要となる。英語を日本語へ改変する場合は出版社の判断による。
- 原稿作成に当たっては,その内容の倫理性に十分配慮する。人を対象とした医学的研究については,ヘルシンキ宣言ならびに文部科学省・厚生労働省が定める「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」などの倫理指針を遵守するとともに,研究内容を被験者に充分説明し内容に応じて同意を得た旨を明記する。当該研究が各施設内あるいは関連機関の倫理審査委員会あるいは治験審査委員会の承認のもとに行われたことを対象と方法の項に明記する。症例報告においても,必要に応じて同様に対応する。動物実験については,当該施設における動物の保護および管理に関する規定を満たすことを明記する。なお,編集委員会が必要と認めた場合には,所属施設の承認等の関係書類の提出を求めることがある。
- 患者のプライバシーと機密保護
患者名,イニシャル,患者番号や詳細な受診日,顔写真などのような患者の身元が判明しうる情報は原則として掲載しない。しかし,これらの情報が科学的目的のために必要不可欠な場合,患者あるいはその両親や親権者に充分説明し同意を得た旨の文書を書き添えること。 - 生成AI の利用について
生成AI は著者・共著者とはなれない。
研究および論文作成の過程において生成AI を使用した場合、「利益相反ないし利益衝突について」の記載に引き続き、「生成AI の利用について」としてその内容を記載する。英文抄録の文法やスペリングの校正のみに用いた場合は該当しない。開示すべき情報が存在しない場合はこの記載は不要である。 - 採択の決定は複数の査読者の意見を参考に,編集委員会で決定する。
- 採択された原稿の著者にはPDF による原稿が送られる。別刷を希望するものは校正時に注文する(50部単位)。別刷は著者負担とする。急載論文の場合は,印刷費全額と急載料(印刷費の20%)を著者負担とする。
- 著作権
本誌に掲載された論文の著作権は,一般社団法人日本めまい平衡医学会に帰属する。著者および共著者全員は,著作権の譲渡のために,論文提出時に「同意書」に署名して提出しなければならない。 - J-STAGE Data の利用について
本誌投稿の際には,オープンアクセス(Creative Commons ライセンス付与)のリポジトリである J-STAGE Data に関連するファイルを公開することができる。
a.J-STAGE Data から公開されたデータの著作権は,一般社団法人日本めまい平衡医学会に帰属する。また,データに付与する CC ライセンスは,Creative Commons BY-NC 4.0 とする。
b.公開できるデータの種類はデータセット,画像,動画,その他,登載可能なデータに制限はない。データ容量の制限もない。
c.眼球運動の動画や眼位の静止画については,虹彩紋理のぼかし処理は任意とする。
d.論文とは別途に DOI が付与され,論文と関連付けて公開される。
e.論文とは別途に ER 編集委員会の査読プロセスを経て,論文と同時あるいは論文の公開後に公開される。なお,論文が不採択となった場合は同じく不採択となる。
f.データの投稿を希望する著者は,必要な URL およびパスワードを下記事務局宛に問い合わせること。
g.各施設内あるいは関連機関の倫理審査委員会において,J-STAGE Data への公開に関する承認を論文とは別途得ること。
h.すでに ER 誌に掲載済みの論文に関するデータも受け付ける。 - JST のプレプリントサーバである Jxiv の掲載論文の投稿を受け付ける。ただし,査読者のコメントを受けて修正された原稿,受理された原稿,ER 誌に掲載された原稿の Jxiv への投稿は認めない。また,論文が ER 誌に掲載されたら,著者はプレプリントに論文へのリンクを含める必要がある。
2013. 2. 1 制定(法人設立)
2023. 9. 14 追加
2024.1.1 編集事務局設置
Equilibrium Research 編集事務局
E-mail: er-editorial@nacos.com
TEL: 03-3816-0738,FAX: 03-3816-0766
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