20190509理事会
一般社団法人日本めまい平衡医学会理事会議事録
2019年5月9日(木)7時45分~8時30分(於:リーガロイヤルホテル大阪2F松)
議長である武田憲昭理事長より、理事11名監事2名が出席しているので、理事会は成立するとの報告の上、開会した。
協議事項
1. 理事会議事録及び代議員総会議事録(2018年11月28日開催分・2019年3月12日承認済み)について確認した。
2. メニエール病・遅発性内リンパ水腫診療ガイドライン2020年度版作成ワーキンググループ(ガイドラインには委員会と記載する)のメンバーについて武田理事長より、將積理事を委員長に、理事12名と疫学委員会4名及びアドバイザーとして折笠秀樹委員(富山大学・臨床疫学・教授)の計18名が推薦され、承認された。
3. 編集委員会(堤理事)より、投稿規定にある利益相反について提案があり、まず利益相反委員会を新設することとなった。
4. 診断基準化委員会(堀井理事)より、持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)の診断基準と前庭性片頭痛(VM)の診断基準が資料として提示され、ER誌及びJ-STAGEに掲載することが承認された。
5. 医師講習会担当の学術委員会(肥塚理事)より、来年2020年の担当に堀井新会員(新潟大学)が推薦され、承認された。
6. 平衡機能検査技術講習会担当の渉外広報委員会(肥塚理事)より、来年2020年の担当に池園哲郎会員(埼玉医科大学)が推薦され、承認された。
7. 2022年(第81回)学術講演会会長の選出について、今後、武田理事長より理事各位へメールにて推薦者を募る事が確認された。以降9月理事会にて選出し、10月23日の代議員総会で承認する予定である。
8. 理事の特別枠について、武田理事より日耳鼻学会定款施行細則を参考に、定款施行細則改正の提案があり、学会のあり方委員会で検討を始めることとなった。
報告事項
1. 学会会員の異動について、庶務(北原理事)より報告があった。
2. 編集委員会(堤理事)より、学会賞推薦論文を臨床のみ複数編選出するとの報告があった。それを基に今後開催する持ち回り理事会で投票、最優秀論文を選定する予定であることが確認された。
3. 平成30年9月の言語聴覚士法施行規則の一部改正に基づき、『「イラスト」めまいの検査改訂第3版』の「読者へのご注意:平衡機能検査における医師と技師の業務役割分担について」記事に貼る訂正シールを作成したことが、武田理事長より報告された。
4. めまい相談医を対象に行っためまい相談医制度等に関するアンケートの回答集計結果及び意見、提案等について、めまい相談医制度運営委員会(土井理事)より報告があり、アンケートの結果の内容を、今後各委員会でも検討していくこととなった。またフィードバックの方法についても検討を行うこととした。
5. 第36回医師講習会について、担当の室伏理事より内容説明と申し込み締め切り日を延長する旨の報告があった。
6. 第49回平衡機能検査技術講習会について、担当の宇佐美理事より内容説明と申し込み締め切り日を延長する旨の報告があった。また今回、個別に放射線技師からの向学の為の受講申し込みを可とした。今後も現行法上、検査業務ができない医療従事者からの参加希望があった場合は、個別に対処する事を確認した。なお現行法については、講習会において講習会担当や理事長が講義をする事を確認した。
7. 今年度の夏期セミナーについて、学術(肥塚理事)より内容説明と協力依頼があった。
8. 第78回日本めまい平衡医学会総会・学術講演会について、將積日出夫会長(富山大学)より内容説明と協力依頼があった。
9. 今後の理事会は9月19日(木)午後2時半から品川にて、10月23日(水)正午前後に富山国際会議場にて開催することを確認した。
10. 代議員選挙について喜多村選挙管理委員長より、立候補者が77名で信任投票となったことが報告され、来月会員による投票が行われることが確認された。
11. 2020年9月6日から9日にマドリードで開催されるBarany学会の案内状が提示された。
12. 疫学委員会(將積理事)より、今夏、両側前庭機能低下について全国調査を行うことが報告され、郵送費等が必要となる事を含め、あらためて承認された。
13. その他報告事項として、前庭リハビリテーションの動画と急性めまいのフローチャートをホームページに掲載予定であることが確認された。
14. その他報告事項として、眼振と眼球運動用語集の改訂を進めていることが確認された。
15. 7月4日付、持ち回り理事会(理事による投票)にて2018年学会賞最優秀論文に「末梢性めまい疑いにて耳鼻咽喉科を受診した危険なめまい症例の検討」清水雅子を選定した。以上
一般社団法人日本めまい平衡医学会 議長・理事長 武田憲昭